HogaraとSOCO HAUSでつくる、暮らしの空間~“ちいさな気づき"からはじまる、自分らしい人生の描き方~コラボトークレポート

HogaraとSOCO HAUSでつくる、暮らしの空間~“ちいさな気づき
[HogaLaboスタッフ]
24 April, 2024
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このたび、『Hogara(ホガラ)』と三井不動産レジデンシャル株式会社が2024年3月15日に開業した『SOCO HAUS(ソコハウス)』が協業し、入居女性向けに“身軽でゆたかな暮らし”を提供する実証実験をスタートする運びとなりました。

そこで、記念すべき協業の第一弾イベントとして、
一般社団法人unistepsの共同代表理事を務める鎌田安里紗(かまだありさ)さんを迎え
『HogaraとSOCO HAUSでつくる、暮らしの空間~小さな気づきを大事にする、
自分らしい生き方と日々の暮らしのつくり方~』をテーマに穏やかな雰囲気が漂う中、心を和ませるトークが行われました。
 
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異業種同士のコラボレーションのきっかけは「仕事の熱量と共感」

トークは鎌田さんのファシリテーションのもとスタート。
まずは、HogaraとSOCO HAUSが協業したいきさつを藤原さんが語り始めました。

藤原さんは、SOCO HAUSのプロジェクトの一環として、周囲から暮らしの課題などといった多くの声を集めていたときに
Hogaraの「社員一人ひとりの声を聞き、商品を提案する」という記事を目にし、
「Hogaraさんの熱量と共感は自分たちの熱量と一緒」と感じたそう。

「住宅とアパレルという違う業界でも方向性と気持ちが一緒なら、新しいコラボレーションが生まれるかも…」
という期待を込めて、藤原さんは仕事仲間の紹介でHogaraメンバーに連絡し、
まずは互いの取り組みを紹介しつつ、何かできないかと打ち合わせを始めたそうです。

それぞれの小さな気づきと、こだわってきたこと

今回のトークイベントは「小さな気づき」がテーマ。
鎌田さん、藤原さん、大川がそれぞれの小さな気づきと、こだわってきたことについて、語り合いました。
 
▼鎌田さんの「小さな気づき」
今回のゲスト兼ファシリテーターとしてイベントに参加した鎌田さんは、
一般社団法人unistepsで「多様性のある健康的なファッション産業に」をビジョンに掲げ
自然環境や社会への影響に関わる活動を幅広く尽力しながら、サステナブルなファッションの在り方や、
ものづくりの現場について精力的に発信を行っています。

鎌田さんがアパレルの店舗で働き始めた2008年。
当時はファストファッションの店舗が日本でも増え始めた時期であり5,000円のものを2,000円くらいに下げないと
高い評価を得られないという、コスパが重視されるようになったと鎌田さんが語っていました。
 
また、鎌田さんが当時住んでいた家のクローゼットに入っている洋服を見直し、
「持っていなくてもいい服がたくさんある」「頑張って働いて買った洋服でも2回3回で飽きてしまい着なくなった」と
「気づき」があったそうです。
 
「安くて大量にある服があることが、消費者にとっても良いことなのか」という「気づき」も抱くようになり、
いいモノづくりとは何か、いい買い物とは何かという、答えを求めるため、
そこではじめて工場といった洋服にまつわる場所に足を運ぶようになったと鎌田さんは語っていました。

紡績工場では、繊維や生地の硬さで糸を選んだり、その時の天気や季節、温度や湿度などで
職人さんが総合的に判断して機械を動かしたりしているそうで、
その工夫の積み重ねによって良いものができるという話に鎌田さんは感動を覚えたそうです。

鎌田さんのトークで印象的だったのが、作る裏側の工夫を知ると、
消費者として受け取れる情報のありがたさが増えるとともに、喜びも増えるということ。
日々の生活をより面白くする一つになると語っていました。

▼SOCO HAUS 藤原さんの「小さな気づき」
藤原さんは世の中を良くするビジネスとして「新しいシェアリング型の住宅をつくりたい」という思いから、
SOCO HAUSプロジェクトを立ち上げました。同僚や知人など多くの人に対し、
「今の一人暮らしにどのような不便さ・課題を感じているか」といった意見を聞き、入念なリサーチを進めたそう。

実際に一人暮らしのワンルームの暮らしを見てみると、限られた空間の中にキッチンや洗面台、浴槽、ベッドなどの家具や家電の
全てが詰め込まれている状態。そうなると作業スペースのとれないキッチンや、のんびり浸かれない浴槽など、
一つひとつが使いにくいものになってしまっているのではないかという、不動産業界で長くお客様の声に寄り添ってきた藤原さんだからこその「小さな気づき」があったのです。

そこで、これまで部屋の中に無理やり押し込んでいた狭いキッチンや、
使用頻度の低い家具家電はシェアリングする空間に置き、空いたスペースで自分が実現したいライフスタイルを叶える
今までになかった新しい住まいのかたちを藤原さんが考案。
それが今回開業したSOCO HAUSに繋がりました。
 

▼Hogara 大川の「小さな気づき」
「多くの人に光り輝いて、晴れ渡る毎日を送ってほしい」という願いから、
2021年に『Hogara』を立ち上げたと語る大川。Hogaraは、吸水ショーツのブランドとしても認知度がありますが、
吸水ショーツ以外のさまざまな商品も生み出しています。
特に商品を製造するうえでの環境負荷については
サステナブルにこだわっており、それを大切にしています。

例えば、吸水ショーツの一部の色には、市場に流通しない廃棄予定の野菜などから成分を抽出し、
染料として再活用している「FOOD TXTILEプロジェクト」を採用しています。
パッケージには、「Hogaraが使っている方のお守りのような存在であってほしい」という思いで、
神社仏閣のお守りの形をしたパッケージにもしています。
毎日が朗らかに、楽しめるよう、17色の豊富なカラーから選べるのも特徴です。

「いつ終わるかわからない」という場合でも安心感を与えるよう、履き心地にもこだわっており、
実際に2枚3枚と複数買われる方や、子どものランドセルにお守りパッケージを入れる方もいるそう。

大川は「この機能が欲しい」などといった、使われている方の「小さな気づき」をくみ取り、
それをカタチにしていきたいと前向きな心意気で語っていました。

SOCO HAUSが叶えてくれそうな暮らし

「SOCO HAUSだからこそ叶えられそうな暮らしのテーマについて、鎌田さんがご提案されたのは、
例えば、価値観の似ている者同士がお茶したときに暮らしの相談事や関心事が話せる場があると
「次にやること」をきっかけにつながると、雑談を交えたコンポスト作りの経験がある鎌田さんならではのアイデアがありました。
雑談をすることによって心地よさと、面白い発想が生まれる可能性もあるかもしれません。

藤原さんも、「雑談をすることで“同じ考えを持っている”と感じたら、次の行動に移しやすいのでは」と語っていました。

Hogara×SOCO HAUSの今後のコラボレーションとは?

一般的な「コラボレーション」というと、プロダクト単位で相乗効果があるという観点から入るのがよくあるパターンですが、
今回のコラボレーションは、企業プロジェクト単位ではなく、藤原さん個人のひたむきな思いとひらめきから
行動を起こしているということが特筆すべき点。
ファシリテーターの鎌田さんも、そんな藤原さんの行動力に「すごい!」と絶賛していました。

アパレルと住まいは異なるジャンルではあるものの、
「衣食住という言葉があるように、Hogaraの“衣”と住まいを掛け合わせることで、
なにか新しい取り組みができたら…」と話す藤原さん。
 
また、Hogaraは「私たち欲しいものを作る」のをコンセプトにしているとはいえ、
ただ単に自分たちが「作りたいモノ」を一方的に消費者に提供するものではなく、
消費者の声やマーケットの情報を取り入れながら、一緒に商品を作っていくことを大切にしています。
SOCO HAUSの「一緒に作り上げる」という姿勢はHogaraにも通ずるところがあり、
大川は「相乗効果がありそう」とシンパシーを感じていました。
 

クロージング

藤原さんも大川も、鎌田さんの「小さな課題を実行に移す、半歩先を進む」という話を聞いて
共感した様子がうかがわれたトークセッションでした。

それぞれの「小さな気づき」から、どんな豊かで朗らかな暮らしが訪れるか、目が離せません。